サウナマットは、座面の熱さや衛生面をカバーするだけでなく、ロウリュの蒸気を受けやすくする「快適さの底上げアイテム」です。ただ、素材・形状・厚みの違いで使い心地は大きく変わります。
この記事では、フェルト・珪藻土・シリコンなど素材別の特徴から、折りたたみや巻き取りなど形状の選び方まで、自分のサウナスタイルに合った一枚を見つけられるよう徹底解説します。
「そもそも本当に必要?」という疑問にも正直にお答えしますので、購入を迷っている方もぜひ参考にしてください。
サウナマットとは
サウナマットとは、サウナ室のベンチ(座面)に敷いて使う個人用の小型敷物のこと。施設に備え付けられた共用タイプと、自分で持参する「マイサウナマット」の2種類があります。
近年は衛生意識の高まりから、マイサウナマットを持参するサウナーが増えています。役割は大きく3つ。断熱・衛生・クッションの3点が、マイサウナマットが選ばれる主な理由です。
- 断熱:高温の木製ベンチから体を守り、低温やけどのリスクを軽減する
- 衛生:他の利用者の汗が座面に直接触れるのを防ぐ
- クッション:硬いベンチによるお尻・背中の痛みを和らげる
サウナ室の温度は80〜100℃に達することもあり、木材の座面は思った以上に高温になります。消費者庁も「気づかないうちに皮膚がダメージを受ける」として低温やけどへの注意を呼びかけており、断熱の役割は見た目以上に重要といえます。
(出典: 消費者庁「低温やけどに注意!」)
- サウナマットには施設共用タイプとマイサウナマット持参タイプがある
- 役割は「断熱・衛生・クッション」の3つ
- 80〜100℃の環境では断熱による低温やけど対策が特に重要
- マイサウナマット文化は日本特有のスタイル
サウナ室をより快適に楽しむためのグッズはまだまだあります。マットと合わせて揃えたいアイテムは、サウナグッズの選び方を目的別に解説!初心者から上級者まで使えるおすすめ一式もあわせてチェックしてみてください。
サウナマットを選ぶ3つの基準
サウナマット選びの三本柱は、「素材」「携帯性」「サイズ」の3点です。この3つを押さえておくだけで、「座ると熱い」「バッグがかさばる」「すぐ汚れて使いにくい」といった後悔をぐっと減らせます。
選ぶ前に、まず自分の使い方を想定してみましょう。施設通いなのか、自宅サウナなのか、テントサウナなどアウトドアなのかによって、優先する基準が変わってきます。
素材で選ぶ|熱さ・吸水性・速乾性のバランスを確認する
サウナマット選びでまず確認したいのが断熱性(ベンチの熱を遮断できるか)です。室温80〜100℃超の環境では、素材一枚でベンチの熱ダメージが大きく変わります。
素材ごとに断熱・吸水・速乾の三要素はトレードオフの関係にあります。下の早見表で、自分が重視する要素を確認してみてください。
| 素材 | 断熱 | 吸水 | 速乾 |
|---|---|---|---|
| EVA・発泡ポリエチレン | ○ | × | ○ |
| コットン | △ | ○ | × |
| リネン混紡 | △ | ○ | ○ |
| ポリエステル(SBR含む) | ○ | △ | ◎ |
副次要素としてデザイン・カラーも侮れません。施設では同じようなマットが並ぶため、個性的な柄や色を選ぶと取り違え防止にも実用的に機能します。
携帯性で選ぶ|折りたたみ式か巻き式かで持ち運び方が変わる
使用時の横幅は50cm前後が多く、そのままではサウナバッグに収まりにくいことも。収納時のサイズは収納タイプによって大きく変わります。
- 折りたたみ式(EVA・発泡ポリエチレン):手のひら〜スマートフォン程度まで収縮可能。ゴムバンドやボタン留めの有無もあわせて確認を
- タオルタイプ(コットン・リネン):ハンカチ程度の薄さに折りたためる。ただし濡れると重くなる点は要注意
- 収納袋(防水ケース・巾着)付き:濡れたマットをバッグに直入れせずに済む。衛生面・荷物保護の両面で重宝する
EVA・発泡ポリエチレン系は折りたたみ時の厚みがかさばりやすいという弱点があります。コンパクトに収めたい場合は実際の収納サイズをスペック表で確認しましょう。
サイズで選ぶ|幅50〜60cmを目安に座面をカバーできるか確認する
主流サイズの目安は幅50cm前後(縦30〜40cm程度)です。ベンチの幅に対して座面全体をカバーできるかどうかが、マット選び固有の判断基準になります。
- 小さすぎる → 座面がはみ出し、断熱・衛生の役割が半減する
- 大きすぎる → 隣席にはみ出して場所取りと誤解されるリスクがある
足を伸ばして座りたい方や体格の大きい方は、バスタオル大(約280×425mm以上)のモデルも候補に入れてみてください。
外気浴のととのい椅子にも兼用したい場合は、少し大きめのサイズを選ぶと使い回しがきいて便利です。
価格面では、サイズが大きくなるほど素材コストが上がる傾向があり、全体的に1,000円台〜4,000円台の幅があります。具体的な価格感は次のセクションの商品紹介で確認してみてください。
- 素材:断熱性を最優先に、吸水・速乾とのバランスで選ぶ
- 携帯性:収納タイプ(折りたたみ・タオル)と収納袋の有無を確認する
- サイズ:幅50〜60cmを目安に、使用シーンに合わせた大きさを選ぶ
素材別サウナマットの特徴と向き不向き
サウナマット選びで最も重要なのが素材選びです。施設備え付けの黄色いタオルマットやビート板タイプと何が違うのか、疑問に感じる方も多いでしょう。ここでは4つの素材をメリット・デメリット含めて整理するので、自分の使い方にぴったりな1枚を見つけてみてください。
発泡ポリエチレン・EVA|クッション性と断熱性を重視したい人向け
水泳のビート板と同系統の素材で、施設備え付けのビート板タイプに近い感触です。市場でもっとも流通量が多く、価格帯は1,000〜1,800円台が主流。初めての1枚として選ばれやすい素材です。
メリット
- お手入れが超ラク:水を吸い込まないので、水洗い+拭くだけで数分で完了
- コンパクトに折りたためる:手のひらサイズまで小さくなるモデルも多い
- 断熱・クッション性が高い:ベンチの熱さをしっかりカットできる
- 価格が手頃:入門品として最適なコストパフォーマンス
デメリット
- 吸水性がゼロのため、汗が水たまり状に残りやすい。隣の人への滴りに注意が必要
- 濡れると滑りやすくなる素材もある
- 傷がつきやすく、傷口に雑菌・カビが繁殖するリスクがある
- 布のような柔らかい肌触りはない
向いている人:お手入れを手軽に済ませたい人・携帯性優先・初めての購入。吸水性やコットンの肌触りを重視する人には不向きです。
コットン(綿)|吸水性と肌触りを重視したい人向け
施設備え付けの黄色いタオルマットと同系統の素材です。肌に直接触れる素材として馴染みが深く、初心者でも抵抗なく使いやすいのが特徴です。
メリット
- 汗をしっかり吸収:ベンチへの滴り落ちを防ぎ、周囲への配慮になる
- 肌ざわりが柔らかい:布特有の優しい感触が心地よい
- 洗濯機で丸洗いOK:衛生管理がシンプルで習慣化しやすい
- 機能加工製品も充実:抗ウイルス・防臭・抗菌加工の今治タオル認定品なども存在する
デメリット
- 乾きにくいため、週複数回通う人は洗い替えの2枚持ちがおすすめ
- 断熱性はEVAより控えめ。高温ベンチでは備え付けマットと重ねて使うと快適
- 折りたたんでもかさばりやすく、荷物が増えやすい
向いている人:肌触り・衛生面を重視する人、サウナ後にそのまま洗濯できる環境がある人。速乾性を最重視する頻繁通いの人には少し不向きです。
リネン・コットン混紡|速乾性と吸水性を両立したい人向け
コットンを主とした「乾きにくい」という弱点を、リネン(麻)の速乾性と耐久性で補ったハイブリッド素材です。リネン60%+コットン40%の構成が代表的で、長く愛用したい人に人気があります。
メリット
- コットンより乾きが早い:臭いや雑菌繁殖を抑えやすい
- 吸水性と肌ざわりをキープ:コットンに近い柔らかさを維持している
- 使い込むほど柔らかくなる:リネン特有の風合いが増していく
- 洗濯機で丸洗いOK:日常ケアがしやすい
デメリット
- コットン単体より価格がやや高め(参考価格2,680円〜が多い)
- 初期はリネンの硬さ・ゴワつきを感じることがある(使い込むほど改善)
- 断熱性はEVAに劣るため、高温ベンチでは備え付けマットを下に敷くと安心
向いている人:長く清潔に使いたい人・衛生面と肌触りを両立したい人・長期的なコスパを重視する人。まず安く試したいコスト重視の初心者には不向きかもしれません。
ポリエステル・SBR(ウェットスーツ素材)|コンパクト収納と速乾性を最優先したい人向け
ウェットスーツと同系統のSBR(スチレン・ブタジエンゴム)やポリエステル系素材を使ったタイプです。超薄型で折りたたみやすく、防水・速乾性に優れているのが最大の持ち味です。
メリット
- 乾燥が最速クラス:洗濯後もすぐ使えて頻繁通いに対応しやすい
- 汗が中まで浸透しにくい:衛生的に使いやすい
- 折りたたみ+ボタン留めでコンパクト:鞄の中でかさばらない
- 吊るし乾燥・持ち運びが容易:ループやボタン付きモデルが多い
デメリット
- 吸水性が低く、長時間使用で表面に汗が溜まりやすい。隣への配慮が必要な場面も
- 薄型モデルはクッション性・断熱性がEVAに劣ることがある(モデルによって差がある)
- 一部でビニール臭が気になるという声もあり(個体差あり)
向いている人:衛生面を最優先にしたい人・週複数回の頻繁通い・旅行先でも使いたいコンパクト派。クッション性や布の肌触りを重視する人には物足りなく感じることがあります。
- お手入れを楽にしたい・初めての1枚 → 発泡ポリエチレン・EVA
- 肌触り・吸水性を重視したい → コットン(綿)
- 速乾性と吸水性を両立したい・長く使いたい → リネン・コットン混紡
- コンパクト収納・頻繁通い・旅行にも使いたい → ポリエステル・SBR
おすすめサウナマット一覧
サウナマット選びは「何を重視するか」で正解が変わります。雑誌MONOQLOの折りたたみサウナマット実証テストでは、H Tokyo「NEO SA’VER」がベストバイ1位を獲得。その結果も参考にしながら、用途別に2〜3モデルずつ厳選して紹介します。
クッション重視モデル|長時間サウナでもお尻が痛くならない
ロウリュ(水をサウナストーンにかけて蒸気を発生させる入浴スタイル)やアウフグースを楽しむ長時間セッションでは、クッション性と断熱性の両立が欠かせません。底づき感のない密度の高い素材かどうかが、快適さを左右する最大のポイントです。
| 商品名 | 素材 | サイズ(展開時) | 参考価格 | おすすめポイント |
|---|---|---|---|---|
| H Tokyo「NEO SA’VER」 | EVA樹脂 | 315×238×7mm | 1,320円〜 | MONOQLO折りたたみ部門1位。ゴムバンド付きで収納しやすい |
| ZENとSAUNA サウナマット | クロロプレンゴム | 要確認 | 要確認 | 5mm厚・サウナ・スパ健康アドバイザー監修。密度の高いゴム素材でしっかり断熱 |
携帯性重視モデル|コンパクトに持ち運べる折りたたみ・巻き取り
施設へ気軽に持参したいなら、折りたたんだ時のサイズと重量が判断の軸になります。収納袋やループの有無も、カバンの中での収まりやすさに直結します。
| 商品名 | 素材 | 収納サイズ・重量 | 参考価格 | おすすめポイント |
|---|---|---|---|---|
| GoodKuru サウナマット | 発泡ポリエチレン | 8つ折りでポケットサイズ・約25g | 598円〜 | 超軽量でバッグへの負担ゼロ。Amazon’s Choice獲得実績あり |
| シービージャパン「tomte マイサウナマット」 | EVA樹脂 | 折りたたみ式 | 1,320円〜 | 耐熱70℃・汚れが付きにくい。MONOQLO検証2位のコスパ優秀モデル |
| H Tokyo「PORTABLE MY SA’VER」 | EVA樹脂 | 巾着ポーチ付属 | 要確認 | ループ付きで引っかけ収納も可能。3色展開でカラー選択できる |
衛生・洗いやすさ重視モデル|丸洗いOKで清潔を保ちやすい
週複数回サウナに通うなら、洗いやすさは最重要条件のひとつ。汗や汚れが積み重なると不衛生になるため、洗濯機対応・速乾性・抗菌加工の3点を軸に選びましょう。
| 商品名 | 素材 | 洗濯方法 | 参考価格 | おすすめポイント |
|---|---|---|---|---|
| Wander Forest サウナマット | SBR(ウェットスーツ素材) | 洗濯機OK | 3,980円〜 | 超薄型・400×300mm・収納袋付き。MONOQLO検証3位 |
| サウナリパブリック 今治タオルサウナマット | 綿素材 | 洗濯機OK | 1,880円〜 | 抗ウイルス・防臭・抗菌加工済み。8色展開で洗い替えも選びやすい |
- 洗濯機で丸洗いできるか確認する
- 抗菌・防臭加工の有無をチェックする
- 速乾性があるか(次の日に持ち出せるか)を見ておく
デザイン重視モデル|おしゃれ・かわいいおすすめモデル
デザインで選ぶことは見た目の好みだけでなく、施設での取り違えを防ぐ実用的なメリットもあります。自分だけの個性的なマットなら、他の利用者と混在してもひと目でわかります。
| 商品名 | 素材 | 参考価格 | おすすめポイント |
|---|---|---|---|
| ごリラックス「パタッとサ活マット」 | EVA樹脂 | 1,760円〜 | ゴリラキャラ「まもるさん」デザイン。スライド式ジッパー袋付き。MONOQLO検証3位タイ |
| H Tokyo カラーモデル | EVA樹脂 | 要確認 | イエロー・ネイビーなど3色展開。巾着付きでギフトにも人気 |
天然い草など天然素材を使ったプレミアムデザインモデルも存在します。見た目の高級感に加えて、天然繊維ならではのさらっとした座り心地を楽しめるのが特長です(具体ブランド・価格は購入前に公式サイトで最新情報を確認してください)。
コスパ重視モデル|初めての1枚に選びやすいリーズナブルな選択肢
「サウナマットがどれほど快適か、まず試してみたい」という初心者に向けたカテゴリです。1,000円台以下でもしっかり機能するモデルがあるので、まずは低コストで体験してみましょう。
| 商品名 | 素材 | 参考価格 | おすすめポイント |
|---|---|---|---|
| GoodKuru サウナマット | 発泡ポリエチレン | 598円〜 | 約25gの超軽量。気軽に試せる入門価格帯 |
| シービージャパン「tomte マイサウナマット」 | EVA樹脂 | 1,320円〜 | MONOQLO検証2位でコスパ評価が高く、耐熱70℃と安心スペック |
コスパ重視でも、以下の基準は最低限確認しておきましょう。
- 耐熱温度が60℃以上あるか(サウナ室の床面温度を考慮)
- 厚みが5mm以上あるか(薄すぎると断熱効果が感じにくい)
- 水洗いまたは手洗いできるか(衛生管理のため)
- クッション重視:H Tokyo「NEO SA’VER」(MONOQLO1位)、ZENとSAUNA サウナマット
- 携帯性重視:GoodKuru(約25g・598円〜)、H Tokyo「PORTABLE MY SA’VER」(巾着付き)
- 衛生・洗いやすさ重視:Wander Forest(洗濯機OK)、サウナリパブリック今治タオルマット(抗菌加工)
- デザイン重視:ごリラックス「パタッとサ活マット」(キャラクター付き)、H Tokyoカラーモデル
- コスパ重視:GoodKuru(598円〜)、シービージャパン「tomte」(1,320円〜)
100均・ダイソーのサウナマットで代用できるか
「まずは100均で試してみたい」——そう思うのは自然なことです。ダイソーには「サウナマット」として販売されている商品が公式通販にも存在し、価格は110円(税込)。サイズ約38×27.5cm、素材はポリエチレン、耐熱100℃という仕様です。ただし向いているシーンと限界があるため、用途別に整理して紹介します。
100均マットが対応できるシーンと限界
ダイソーのサウナマットは、折りたためてコンパクト・水洗いOKという基本機能を備えています。衛生面の不安や「他人の汗の上に座りたくない」という精神的なハードルを取り除く効果は、100均品でも十分に得られます。
向いているシーンはこちらです。
- サウナ通いが習慣化するか試したい入門期
- 旅行・外出時に使い捨て感覚で携行したいとき
- 外気浴・お花見など屋外用途の兼用として使いたいとき
一方で、日常使いには気になる点も出てきます。
- 厚みが薄い(約0.6cm程度)ため、長時間使用で熱さが伝わりやすい
- 吸水性がゼロなので汗が水たまりになりやすく、退室時に拭き取るマナーが必須
- 傷の溝に雑菌・黒カビが繁殖するリスクがあり、耐久性は低め
- サイズが小さく(約38×27cm)、大人の座面をカバーしきれないことがある
(出典: ダイソー公式通販「サウナマット」商品ページ)
コスパ重視でも市販品を選ぶべき理由
100均品と市販品の主な差は以下の5点です。厚み・断熱性・吸水性・耐久性・洗いやすさ——この5軸で比べると、価格差以上の実用差が生まれます。
| 価格帯 | 代表例 | 100均との差 |
|---|---|---|
| 110〜330円 | ダイソー・キャンドゥ | 基準(衛生面は○) |
| 1,000〜1,500円 | GoodKuru・tomteなど | 断熱性・クッション性が大幅アップ |
| 2,000〜4,000円 | リネン混紡・SBR系 | 吸水性・耐久性・洗濯機対応が充実 |
1,000〜1,500円台の市販品は、100均との価格差が数百〜1,000円程度。それでも断熱性・携帯性の向上幅は大きく、コストパフォーマンスに優れています。
また、100均マットの手洗いが面倒に感じる人は、最初から洗濯機丸洗いOKの市販品を選ぶほうがストレスを感じにくいでしょう。
- 入門期:100均マットでマイマットの感覚を試す
- 週複数回通うようになったら:EVA系市販品(1,000〜1,500円)へ移行
- こだわりが出てきたら:リネン混紡・SBR系(2,000〜4,000円)を検討
自宅サウナ用と施設用の選び方の違い
使い方によって選ぶポイントが変わります。施設用は携帯性・速乾性・コンパクト収納を優先しましょう。一方、自宅のバレルサウナやテントサウナ用なら、断熱性・クッション性・洗いやすさを重視できます。
自宅用は複数枚敷いたり大判タイプを選んだりと、サイズの融通も効きます。自宅サウナの導入を検討中の方はバレルサウナとは?構造や費用・選び方・メンテナンスまで導入前に知りたいことを解説やテントサウナの選び方から安全な使い方まで初心者向けに徹底解説もあわせてご覧ください。
サウナマットの正しい使い方
サウナマットを持参しても、使い方を間違えると施設のルールを破ったり、周囲のサウナーに迷惑をかけたりすることがあります。ここでは「施設でのマナー」と「サウナ室内での使用方法」の2つの観点から、正しい使い方を解説します。
施設でのマット持ち込みマナーと置き方のルール
マイサウナマットを持参する前に、まず施設のルールを確認しましょう。持ち込みを禁止している施設も存在します。入館時や浴室入口の掲示板はぜひチェックしてください。
持ち込みが許可されている場合でも、施設に備え付けマットがあれば、その上にマイマットを重ねて使うのが一般的なマナーです。備え付けマットをどかして自分のものだけ置くのはNGとされています。
- 入口の掲示を確認せず、持ち込み禁止施設にマットを持ち込む
- マイマットを置いて「場所取り」をする
- サウナ室の備え付けマットを水風呂・外気浴エリアへ持ち出す
共用の備え付けマットは、サウナ室の備品です。水風呂や外気浴エリアへの持ち歩きは基本的に禁止なので、所定の場所に多くの場合戻しましょう。
退室時はマット上の汗をタオルでサッと拭き取るひと手間も大切です。吸水性のないEVA素材などは汗が表面に残りやすいため、特に意識してください。施設によっては専用の回収ボックスや干し場が設けられているので、案内に従って活用しましょう。
サウナ室内での正しい敷き方と使用中の注意点
サウナ室のベンチに入ったら、座面全体をカバーするようにマットを広げてから座りましょう。部分的にしか敷かないと、露出した箇所に熱が集中してしまいます。また、前の人の汗が残っている箇所を避けるなど、周囲への配慮も忘れずに。
EVA・発泡ポリエチレン系素材は、濡れると滑りやすくなることがあります。座る前にマットがしっかり固定されているか確認するひと手間が安全につながります。
マットは外気浴にも活用できます。ととのい椅子や地面に敷けば、冬場の冷たさを和らげるのにも役立ちます。使用後はバッグにそのまま入れず、以下の手順で水分を切ってから持ち帰りましょう。
- シャワーや水道でサッと流して汗を洗い落とす
- 軽く絞るか振り払って水分を切る
- タオルや専用袋に包んでバッグへ収納する
- 持ち込み前に施設の掲示で許可を確認する
- 備え付けマットの上にマイマットを重ねて使う
- 場所取りや備え付けマットの持ち出しはNG
- 退室時はタオルで汗を拭き取り、使用後は水で流して水分を切る
- 外気浴でも活用でき、冬場の防寒にも◎
サウナマットのお手入れと保管方法
「持って行くのは好きだけど、洗うのが面倒でだんだん足が遠のく」——これ、マイサウナマットあるあるです。お手入れの手間を自分の通い方に合わせて最適化すれば、長く清潔に使い続けられます。
素材別の洗い方|洗濯機・手洗いの使い分け
洗い方を間違えると素材が傷んだり、縮みや色落ちの原因になります。まずは洗濯表示タグを確認するのが大前提。素材ごとの基本ルーティンを押さえましょう。
EVA・発泡ポリエチレン系の場合
水洗い→タオルで拭くだけで数分で完了します。汚れが気になる場合は、中性洗剤を含ませた布で拭き取る方法も有効です。
洗濯機は使用不可のモデルが多いため、商品の洗濯表示をぜひ確認してください。
コットン・リネン混紡系の場合
洗濯機の弱水流コース+洗濯ネット使用で丸洗いできる製品が多いです。ただし初回は色落ちのリスクがあるため単独洗いを推奨します。
洗濯後は強く絞らず、タオルで押さえるように水分を取るのがポイント。布地の傷みを防げます。
SBR(ウェットスーツ素材)の場合
洗濯機OKで速乾性も高く、最もケアが楽な素材です。洗濯後の乾燥が早いため、週複数回サウナに通う人に特に向いています。
天然素材(リネン・ウール混紡など)は手洗いが基本です。30℃以下のぬるま湯に中性洗剤を溶かし、押し洗いしましょう。
- EVA・発泡ポリエチレン系を洗濯機に入れる(変形・破損の原因)
- 天然素材を熱湯で洗う(縮みや型崩れにつながる)
- リネン・コットン素材を力いっぱい絞る(生地が傷む)
- 洗濯表示を確認せずに洗う(素材に合わない方法はダメージの原因)
乾燥と保管で長持ちさせるポイント
洗い方と同じくらい重要なのが「乾燥」と「保管」です。生乾きや直射日光など、ちょっとしたことが素材の劣化や臭いの原因になります。
- 陰干しが基本:全素材共通。直射日光はEVA・発泡ポリエチレン系の硬化・ひび割れ、布系の色落ちにつながる
- EVA・SBR系は吊るし乾燥:ループやフックで吊るすと空気が通りやすく短時間で乾く
- 布系は帰宅後すぐ洗濯機へ:生乾き放置は雑菌の繁殖・臭いの原因になるため、後回し厳禁
- 保管は風通しの良い場所を選ぶ:直射日光の当たらない、湿気のこもらない場所が理想
- 傷が目立ってきたら替え時のサイン:発泡ポリエチレン系は傷口に雑菌・カビが繁殖しやすくなるため、使い替えを検討する
洗濯頻度の目安として、週2〜3回通うサウナーのあいだでは「1週間に1度の洗濯で清潔を保てる」という声が多く聞かれます。使用頻度に合ったルーティンを早めに確立しておくと、マイマットが長続きします。
- 洗い方は素材ごとに異なる。洗濯表示タグの確認を最優先に
- EVAは水拭きでOK。コットン・リネンは洗濯機(弱水流・ネット)。天然素材は手洗い
- 乾燥は全素材とも陰干しが基本。生乾きのまま放置しない
- 保管は風通しが良く直射日光の当たらない場所へ
- 週2〜3回通うなら、週1回の洗濯ルーティンが清潔維持の目安
よくある質問
サウナマットはどのサイズを選べばいいですか?
幅50cm前後・縦30〜40cm程度が主流で、座面全体をカバーできるかどうかが最優先の基準です。大柄な方や足を伸ばして座りたい方は、280×425mm以上のモデルを選ぶと快適に使えます。
銭湯・スーパー銭湯へのマット持ち込みは可能ですか?
施設によって異なります。持ち込みOKの施設が多いものの、禁止しているケースもあるため事前確認が鉄則です。入館時や浴室入口の掲示をぜひ確認してください。
折りたたみタイプとタオルタイプ、初心者にはどちらが向いていますか?
初心者にはEVA・発泡ポリエチレン素材の折りたたみタイプがおすすめです。水洗いして拭くだけでお手入れが完了し、コンパクトに収納できます。
肌触りを重視するならコットン・リネンのタオルタイプも選択肢ですが、乾きにくいため洗い替えを用意しておくと安心です。詳しくはサウナグッズの選び方を目的別に解説!初心者から上級者まで使えるおすすめ一式も参考にしてください。
サウナマットはどのくらいの頻度で洗えばよいですか?
週2〜3回通う方は週1回を目安にするのが基本です。布系は毎回洗濯が望ましく、EVA・発泡ポリエチレン系は毎回水洗い→拭くだけで衛生を保てます(メーカー推奨頻度はご確認ください)。
帰宅後は速やかに乾燥させることが大切です。生乾きのまま放置すると雑菌が繁殖しやすくなります。
まとめ|自分の使い方に合ったサウナマットを選ぼう
サウナマット選びは「素材・タイプ・用途」の三軸で考えると迷いがなくなります。自分のサウナスタイルに照らし合わせて、最後にもう一度ポイントを確認しておきましょう。
素材・用途別の選び方まとめ
素材ごとに得意なシーンが異なります。以下を参考に、自分の優先事項を当てはめてみてください。
- 断熱・クッション重視なら EVA・発泡ポリエチレン素材。熱いベンチから臀部を守りたい人に向いています。
- 吸水性・肌触り重視ならコットン素材。じんわり汗をかくロウリュ系サウナで快適に使えます。
- 速乾・衛生重視ならリネン混紡やSBR素材。乾きが早く、連日使いや施設利用に重宝します。
- まずお試しで使いたいなら100均や1,000〜1,500円台の市販品。買い替えのつなぎにも最適です。
用途別おすすめ早見表
ここまでのおすすめ情報を一覧で整理しました。購入前の最終確認にご活用ください。
| 用途・シーン | 素材 | 価格帯 | こんな人に |
|---|---|---|---|
| 施設サウナの熱さ対策 | EVA・発泡PE | 1,000〜3,000円 | ベンチの熱さが気になるサウナー |
| ロウリュ・スチームサウナ | コットン | 2,000〜5,000円 | 吸水性と肌触りを重視したい人 |
| 連日・複数施設利用 | リネン混紡・SBR | 2,000〜6,000円 | 衛生面と速乾性を優先したい人 |
| 初めてのマイマット | 素材不問 | 100〜1,500円 | まず試してから本格購入を考えたい人 |
購入前・持ち込み前に確認したいこと
いざ購入する際は、Amazon・楽天などのECサイトや各ブランドの公式サイトをチェックするのがおすすめです。レビュー数が多く、サイズや素材の詳細も確認しやすいです。
施設へ持ち込む場合は、事前に「マイグッズの持ち込みが可能か」を確認することを忘れずに。施設ごとにルールが異なるため、一手間かけておくとトラブルを防げます。
- 自宅にサウナ環境を整えたい方は → 家庭用サウナで後悔する6つの理由と購入前に確認すべき対策まとめ
- アウトドアで楽しみたい方は → テントサウナの選び方から安全な使い方まで初心者向けに徹底解説
- バレルサウナが気になる方は → バレルサウナとは?構造や費用・選び方・メンテナンスまで導入前に知りたいことを解説
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