テントサウナの値段は、エントリーモデルで3万円台から、本格的なモデルなら20万円超まで幅広く存在します。でも「本体代だけ」で計算すると、あとで痛い目を見るかもしれません。
この記事では、本体価格の相場をモデル別に整理したうえで、薪ストーブや煙突など必須オプションの費用、維持費までトータルコストをまとめて解説します。予算に合った1台を選ぶための判断軸も紹介するので、購入前にぜひ確認してみてください。
テントサウナの値段相場|価格帯ごとの特徴まとめ
テントサウナの価格は大きく「5万円以下」「5〜15万円」「15万円以上」の3段階に分けられます。全体の平均相場は10〜20万円帯が中心です。
価格帯によってサイズ・ストーブ性能・断熱性・耐久性が大きく異なります。まず下の表で全体像を確認してから、自分の予算帯の詳細へスクロールしてみてください。
| 価格帯 | 目安人数 | セット販売 | 断熱性 | こんな人に |
|---|---|---|---|---|
| 5万円以下 | 1〜2人 | テント単体が多い | やや低め | まず試したい人 |
| 5〜15万円 | 2〜4人 | セットが増える | 中〜高 | 初めての1台 |
| 15万円以上 | 4〜12人 | フルセット多い | 高い | 本格派・長期使用 |
5万円以下の低価格帯:初めて試したい人向け
本体相場は1〜5万円前後。テント単体での販売が多く、ストーブは別途用意する必要があります。サイズは1〜2人用(幅100〜170cm×奥行100〜170cm程度)が中心です。
素材は薄手のナイロン・ポリエステルが主流で、保温性や耐久性はやや控えめ。火力が弱めのストーブと組み合わせると、室温が目標温度に達するまで時間がかかる場合があります。
「まず体験してみたい」「すでにサウナストーブを持っている」という方にとっては、コストを抑えられるちょうどいい選択肢です。フルセット(ストーブ・ストーン込み)で5万円以内に収める「梅プラン」的な組み合わせも流通しています。
- ストーブ・サウナストーンが付属しないモデルが大半。別途購入コストを計算しておく
- 薄手素材は保温性が低く、冬季・風の強い日には室温が上がりにくいことがある
- 耐久性が低いモデルもあるため、素材の厚さや口コミを事前に確認する
5〜15万円の中価格帯:テントサウナ初心者・複数人向け
本体相場は5〜15万円。テントとストーブのセット販売が増え、届いたその日から使い始めやすいのが大きな魅力です。サイズは2〜4人用(幅180〜220cm×奥行180〜220cm程度)が中心です。
素材が撥水・耐熱加工済みの厚手ポリエステルにグレードアップし、断熱性・耐久性が低価格帯から大幅に向上します。ロウリュ対応モデルも多く、本格的なフィンランド式サウナ体験が楽しめます。
コストパフォーマンスが高く、「最初の1台」として選ばれることが多い価格帯です。
- AMBER「totonoi2」+ホンマ製作所薪ストーブA-41セット(税込115,900円・最大4名・2200×2200×2060mm)
- NOMADI テントサウナ+ホンマ製作所ストーブセット(約7万円〜)
- I Am Sauna(83,700円・最大7名・幅220×奥行220×高さ185cm)※価格・スペックは公式サイトで要確認
15万円以上の高価格帯:高品質・大人数対応モデル
本体相場は15〜30万円以上。有名ブランドの正規輸入品が中心で、4〜12人用の大型モデルが揃います。サイズ目安は幅200〜250cm×奥行250〜350cm程度です。
多層断熱構造や特殊素材の採用で熱効率が高く、冬季・屋外でも安定した高温(90〜120℃超)を維持しやすいのが特徴です。耐久性に優れ、長期使用を前提にした設計のモデルが多くなります。
- MORZH(モルジュ)3層式テントサウナ:約198,000円・4〜5人用・日本語マニュアル付き(価格は公式・代理店で要確認)
- EX-PRO:最高115℃対応・4〜10名用の4サイズ展開で大人数向けの選択肢
- 25万円以上のモデル:ロウリュ機能が充実し、フィンランドのサウナ体験に近い環境を実現しやすい
- 5万円以下:テント単体が多い。試し使いやストーブ持ちの人向け
- 5〜15万円:セット販売が充実。初めての1台として人気が高い
- 15万円以上:断熱性・耐久性が段違い。本格派・大人数・長期使用に最適
他の家庭用サウナとテントサウナの価格比較
「家庭用サウナが欲しいけど費用が心配」という方にこそ、テントサウナの価格優位性を知ってほしいです。バレルサウナや電気式サウナと比べると、その差は一目瞭然。数字で並べると、テントサウナがいかに低コストで始められるかが分かります。
バレルサウナ・ボックスサウナとの費用差
バレルサウナ(樽型の屋外サウナ)は、本体価格だけで100万〜150万円程度が一般的な相場です。国産木材を使ったモデルは200万円を超えることも。設置工事・輸送費を加えると、総額はさらに膨らみます。
屋内用のボックスサウナ(キャビンサウナ)も、国産・北欧産だと100〜300万円ほど。中国産の低価格帯でも40〜100万円かかります。
バレルサウナは常設・高断熱という魅力がある一方、設置場所が固定されて工事も必須です。テントサウナなら、工事不要・持ち運び可能で、同等の「屋外フィンランド式サウナ体験」をバレルサウナの10分の1以下のコストで始められるのが最大の強みです。
| タイプ | 本体価格の目安 | 工事・設置 | 持ち運び |
|---|---|---|---|
| テントサウナ | 5万〜20万円台〜 | 不要 | ◎ |
| バレルサウナ | 100万〜300万円程度 | 必要 | × |
| ボックスサウナ(屋内) | 40万〜300万円程度 | 必要な場合あり | × |
スチームサウナ・家庭用電気サウナとの費用差
遠赤外線サウナ(据え置き型)は30万〜80万円以上が目安で、導入に200V電気工事が必要なケースも多いです。埋め込み型のドライサウナやスチームサウナになると、総費用は150万〜300万円以上になることも珍しくありません。
マンションや賃貸では、工事自体が認められないケースも。工事費だけで10〜30万円程度が別途発生する点も見落とせません。
テントサウナは本体+ストーブ+周辺アイテムをそろえても最低5万〜20万円台と、電気工事不要・持ち運び可能で圧倒的にローコストです。
- バレルサウナは100万〜300万円程度、ボックスサウナも40万〜300万円程度が相場
- 電気式・スチームサウナは本体以外に工事費が10〜30万円程度かかるケースあり
- テントサウナは最低5万〜20万円台〜で、工事不要・持ち運し可能な最安クラスの選択肢
- 利用頻度が高い場合は、電気サウナとのランニングコスト差も長期視点で比較を
テントサウナ購入時に必要な追加アイテムと費用
テントサウナは本体を買えばすぐ使えるわけではなく、ストーブ・ストーン・安全グッズなど複数のアイテムが必要になります。追加費用を把握せずに購入すると、予算オーバーになりやすいので要注意。セット販売は個別購入より割安になるケースが多いため、トータルコストで比較するのがおすすめです。
サウナストーブ・煙突の費用目安
ストーブはテントサウナ本体に付属しないモデルも多く、別途3万円以上の費用が上乗せされる点を最初に把握しておきましょう。
薪ストーブ(小型〜大型)
テントサウナ向けの小型薪ストーブは3万円台〜が入門帯。本格的な大型モデルになると15万〜50万円程度まで幅があります。
煙突が別売りの場合は1万〜1.5万円程度を追加で見込んでください。購入前にテントの煙突穴サイズと合うかぜひ確認しましょう。
電気式ストーブ
電気式はポータブルタイプなら電気工事不要で設置が手軽。ただし初期費用は薪ストーブより高めになりやすい傾向があります。
ランニングコストは薪より大幅に安く、手軽さを重視する方に向いています。
サウナストーンの費用目安
サウナストーンは火成岩(かせいがん)などサウナ専用品を使う必要があります。普通の石は内部の空気が膨張して爆発する危険があるため、ぜひ専用品を選んでください。
相場の目安は以下のとおりです。
- サウナストーン(16〜20kg):1万〜1.5万円程度
- ロウリュ桶・柄杓セット:数千〜1万円程度(ロウリュを楽しむ場合)
- 年1回程度の補充・交換費用:使用頻度によって割れ・劣化が進むため予備予算を確保
薪・着火剤のランニングコスト
薪ストーブを選んだ場合、燃料費は継続的にかかります。事前に1回あたりの目安を把握しておくと予算計画が立てやすくなります。
| 項目 | 費用目安 |
|---|---|
| 薪(1kg) | 約100円〜 |
| 1時間あたりの薪使用量 | 約4kg(約400〜500円程度) |
| 電気ストーブの燃料費(1時間) | 約100円程度 |
| 着火剤 | 200〜1,000円程度 |
薪の種類は、針葉樹(スギ・ヒノキ等)が火付きよく初心者向け。広葉樹は燃焼時間が長くコスパ重視の方に向いています。
キャンプ場によっては落木を薪として利用できる場合も。利用場所のルールを事前に確認した上で、うまくコストを削減しましょう。
椅子・一酸化炭素チェッカーなど安全・快適グッズの費用
快適なサウナ体験のために揃えたいアイテムと費用目安をまとめました。特に一酸化炭素チェッカーは薪ストーブ使用時の必須安全アイテムです。きっと省略しないでください。
- 一酸化炭素チェッカー:約3,000円程度。テント内での薪使用には必携
- 椅子(テント内+外気浴用 計2脚):合計約1万円程度
- サウナハット:1万円以下が相場(素材・ブランドで変動)
- 湿温度計:数百〜2,000円程度
- 防火マット・耐熱シート:ストーブ下に敷く安全用途。数千〜1万円程度
- ストーブ(小型薪ストーブ):3万円〜
- 煙突(別売りの場合):1万〜1.5万円
- サウナストーン:1万〜1.5万円
- 安全・快適グッズ一式:1.5万〜3万円程度
- 合計:本体価格+6万〜10万円前後を追加で見込むのが目安
- セット購入モデルはストーン・温度計・チェッカー付属の場合もあり、個別購入より総費用を抑えられるケースがある

テントサウナの選び方|値段以外に確認すべきポイント
予算の目安が決まったら、次は「どれを選ぶか」の絞り込みです。価格以外にサイズ・ストーブの種類・設営のしやすさ・断熱性・セット内容の5点を確認すると、購入後の後悔を防げます。それぞれ具体的に見ていきましょう。
利用人数に合ったサイズで選ぶ
「大は小を兼ねる」でサイズを選ぶと、薪の消費量が増え設営の手間も大きくなります。人数に合ったサイズを選ぶのが基本です。
| 人数目安 | 内寸の目安 | ポイント |
|---|---|---|
| 1〜2人 | 幅100〜170cm×奥行100〜170cm | 軽量コンパクト重視。10kg以下だと持ち運びやすい |
| 4〜6人 | 幅180〜200cm×奥行180〜250cm | グループ向け。ストーブ設置スペースも考慮を |
| 6〜12人 | 幅200〜250cm×奥行250〜350cm | 大人数向け。設営・撤収に2人以上が必要 |
ストーブの種類(薪式・電気式)で選ぶ
ストーブの種類は使用環境によって大きく絞られます。購入前に「どこで使うか」を明確にしておきましょう。
薪式ストーブの場合
90〜120℃以上の高温が出しやすく、炎の揺らぎやパチパチ音でリラックス感が高まります。アウトドア・キャンプでの使用に向いており、電源不要なのが強みです。
一方で薪の調達・火起こしの手間に加え、煙や一酸化炭素の管理が必要。換気対策は必須です。
電気式ストーブの場合
電源に接続するだけで温度管理が簡単。ランニングコストは1時間あたり約100円程度と薪の調達コストより低く抑えやすいのが魅力です。
マンションのベランダなど煙が出せない環境では、電気式やバイオ燃料式(IESAUNAのバイオストーブ等)が現実的な選択肢になります。ただし薪式ほどの高温が出にくいケースもあります。
持ち運びやすさと設営のしやすさで選ぶ
テント単体で10kg以下が持ち運びの目安です。ストーブ・ストーン・その他グッズを加えると総重量が40kg近くになるケースもあるため、車での運搬と2人作業を前提に考えましょう。
- ポップアップ式(EX-PRO、MUSHIBUROなど):1〜2分で設営完了。手軽さ重視の方に最適
- ワンタッチ式(AMBERなど):約1分で設営できると案内されているモデルも。ただし重量は15〜17kgと重め
- ポールタイプ(Mobibaなど):設営に20分程度かかるが構造が安定している。バックパック型でリュックのように背負えるモデルもあり
SAVOTTAの4〜6人用モデルは約8.7kgと軽量な例。収納サイズも購入前にぜひチェックしてください。
断熱性・ロウリュ対応かどうかで選ぶ
断熱性は価格帯に比例する傾向があります。冬場や寒冷地でも使うなら、中〜高価格帯の断熱性能が高いモデルを選ぶのが賢明です。
- MORZHの3層式構造など、氷点下でも高温をキープできる高断熱設計モデルがある
- 生地の厚さ・素材(ポリエステル・特殊断熱素材など)が断熱性を左右する
- ロウリュ対応ストーブかどうかを確認。非対応モデルはサウナストーンへの水かけができない
セット販売か単品販売かで選ぶ
初めて購入するならセット販売がおすすめです。テント・ストーブ・サウナストーンのサイズが最初から合わせてあるため、「煙突が煙突穴に届かない」「温度が上がらない」といったトラブルを防げます。
フルセット(ストーブ・ストーン・温度計など一式)の相場は22万円前後が目安です。一方、すでにストーブや関連グッズを持っているキャンプ経験者は、テント単体購入で費用を抑えられます。
- 「セット」でも付属内容は製品によって大きく異なる
- 温度計・チェア・バケツなどが含まれないモデルもある
- 購入前に「何が入っているか」を公式サイトでぜひ確認すること
- サイズ:利用人数に合わせ、定員ピッタリより1サイズ上が快適
- ストーブ種類:使用場所(屋外・ベランダ)でまず絞り込む
- 持ち運び:テント単体10kg以下が目安。設営方式も確認
- 断熱性・ロウリュ対応:冬使用やロウリュ希望なら仕様を要チェック
- セット内容:初心者はセット購入で失敗リスクを減らす
テントサウナのトータルコスト|価格帯別シミュレーション
テントサウナは「本体を買えば終わり」ではありません。ストーブ・ストーン・安全装備などの初期アイテム、そして薪などのランニングコストを合算した「総所有コスト」で考えると、施設サウナへの通い費用と比べてどちが得かが見えてきます。
たとえば施設サウナに週1回・1回1,200円で通うと、年間で約6万2,400円。3〜5年スパンで比べると、テントサウナの購入が意外とリーズナブルに感じられるはずです。価格帯ごとに費用を整理してみましょう。
エントリーモデルの初期費用と維持費の目安
「まずテントサウナを試してみたい」という方に向いているのがエントリーモデルです。本体テント単体は比較的手頃ですが、安全に使うための周辺アイテムを揃えると、初期費用は思いのほか膨らむことがあります。
| アイテム | 費用目安 |
|---|---|
| 本体(テント単体) | 1〜5万円 |
| 薪ストーブ(小型・別途購入) | 3〜5万円 |
| サウナストーン | 1〜1.5万円 |
| 一酸化炭素チェッカー・椅子・小物 | 1.5〜2万円 |
| 初期費用合計目安 | 約6〜13万円 |
ランニングコストの中心は薪代です。週1回・1時間程度の使用であれば、月400〜600円程度が目安とされています。ただし利用頻度や薪の調達方法(購入か拾い集めか)によって大きく変わります。
スタンダードモデルの初期費用と維持費の目安
最もバランスが取れているのがスタンダードモデルです。テント+ストーブのセット販売が多く、断熱性・耐久性が向上しているため、複数年の継続使用を前提に設計されています。
| アイテム | 費用目安 |
|---|---|
| 本体(テント+ストーブセット) | 10〜15万円 |
| サウナストーン・追加アイテム | 2〜3万円 |
| 初期費用合計目安 | 約12〜18万円 |
薪ストーブ利用の場合、1時間あたりの薪代は530円前後が目安。月2〜4回の利用なら月1,000〜2,000円程度におさまります。電気式ストーブを選べば1時間約100円まで削減できるのも魅力です。
- 施設サウナ週1回・1回1,200円 → 年間約6.2万円
- スタンダードモデルの初期費用目安 → 約12〜18万円
- 初期費用を施設費用で割ると、おおむね2〜3年で元が取れる計算に
ハイエンドモデルの初期費用と維持費の目安
長く使い続けることを前提に選ぶなら、ハイエンドモデルが長期的なコスパで有利になります。初期費用は高めですが、10年以上の耐久性を持つモデルも多く、1回あたりの実質コストは最も低い選択肢になり得ます。
| アイテム | 費用目安 |
|---|---|
| 本体(テント+ストーブセット) | 15〜30万円以上 |
| サウナストーン・追加アイテム | 2〜5万円 |
| 初期費用合計目安 | 約20〜35万円 |
ランニングコストは薪代が中心で、使用頻度が同じならスタンダードモデルとほぼ変わりません。テントやストーブ本体の交換コストはほとんど発生しませんが、煙突の煤払い(年1回程度)は定期メンテナンスとして行いましょう。自分で対応できる作業です。
- エントリーモデル:初期費用約6〜13万円。試し購入・乗り換え前提ならあり
- スタンダードモデル:初期費用約12〜18万円。2〜3年で施設通いと同等以下に
- ハイエンドモデル:初期費用約20〜35万円。10年単位で見ると最もコスパが高い
- いずれも薪の調達方法や電気式ストーブへの変更でランニングコストは変動する
購入前に知っておきたいテントサウナの注意点
「買ったはいいけど使いこなせなかった」という後悔を防ぐために、設置場所・使用頻度・耐用年数の3つの軸で購入前に整理しておきましょう。予算と同じくらい大切な判断材料です。
設置場所と保管スペースの確保
テントサウナを設置するには、最低でも約180cm×180cm(2畳分)のスペースが必要です。本体だけでなく、周囲に出入りや換気のための余白も確保しましょう。
収納面では、テント本体はコンパクトに折りたためますが、ストーブ・煙突・サウナストーンを合わせるとそれなりの保管スペースが必要になります。
煙が出ない電気式・バイオ燃料式なら住宅密集地でも使いやすい選択肢になります。薪式は自宅での使用に制限がかかるケースが多いため注意しましょう。
キャンプ場や河川敷で使う場合も、テントサウナ禁止エリアが存在するため、施設のルールをぜひ事前に確認してください。
使用頻度から見る費用対効果の考え方
テントサウナの購入コスパは、使用頻度によって大きく変わります。仮に施設サウナへ週1回・1回1,200円通った場合、年間約6万円になる計算です(実際の料金はご利用の施設でご確認ください)。
テントサウナのレンタル相場は1泊2日で1.3万〜4万円程度。年3〜4回以上使うなら、購入を検討した方が合理的といえます。
- 週2回以上:購入コスパが高い。元が取れるまでの期間も短くなりやすい
- 月1〜2回程度:継続使用が前提。ランニングコストは低く抑えられる
- 月1回以下:レンタルの方が割安になる可能性がある
耐用年数とメンテナンスの手間
テントサウナの耐用年数は数年〜10年以上と幅があります。高価格帯モデルほど長寿命で、「10年以上使えた」というユーザーの声も見られます。メーカー公式の保証期間や推奨耐用年数は、各製品ページでぜひ確認しましょう。
テント生地は紫外線・熱・水濡れが劣化の主な原因です。屋外保管より室内保管の方が長持ちするため、収納場所の確保は購入前から検討しておきましょう。
定期メンテナンスの目安は以下のとおりです。
- 薪ストーブの煙突清掃:年1回程度。ブラシ・スコップなどの道具で自分で対応可能
- サウナストーンの洗浄・補充:年1回推奨。割れが生じたら早めに交換を
- 電気ストーブのヒーターエレメント交換:家庭用の利用で5年に1回程度が目安(Harvia公式情報より)
- 設置スペース(180cm×180cm以上)が確保できるか
- マンション・集合住宅なら管理規約を確認したか
- ストーブを含めた収納場所があるか
- 使用予定のキャンプ場・施設でテントサウナが許可されているか
- 月の使用頻度からレンタルと購入どちらがお得か試算したか
- 定期メンテナンスの手間と費用を把握しているか
テントサウナに関するよくある質問
テントサウナの耐用年数はどのくらいですか?
一般的には数年〜10年以上が目安です。MORZHなどの高価格帯モデルは「10年以上使えた」と評するユーザーも多く見られます。
ただし、耐用年数は使用頻度・保管方法・素材によって大きく変わります。メーカー公式の保証期間や推奨耐用年数は製品ごとに異なるため、購入前に各メーカー公式サイトでぜひ確認しておきましょう。
定期的なメンテナンスも寿命を延ばす重要なポイントです。乾燥保管・煙突清掃・サウナストーンの交換などを習慣にすることで、長く愛用できます。
テントサウナは自作できますか?費用はいくらかかりますか?
不燃性テント・耐熱ストーブ・サウナストーンなどを個別調達すれば、技術的には自作が可能です。しかし安全性の確保が最大のハードルになります。
一酸化炭素中毒・火の粉による引火・不燃性素材の選定ミスは、重大な事故につながるリスクがあります。材料費を安く抑えようとして信頼性の低い素材を使うのは危険です。
「コストを抑えたい」場合でも、エントリーモデル(5万円前後〜)の既製品を選ぶ方が、安全性と手間のバランスに優れています。自作はよほどの知識と準備がある方向けの選択肢と考えておきましょう。
電気式テントサウナは薪式より安く始められますか?
ストーブ本体の価格は電気式の方が高くなるケースもありますが、煙突工事が不要なぶん初期費用の内訳が変わります。トータルで大きな差が出にくいモデルも多いです。
ランニングコストは電気式の方が有利です。電気式は1時間あたり約100円程度なのに対し、薪式は薪代を含めると約530円前後かかるとも言われています。継続的に使うほど差が広がります。
ただし、電気式は電源の確保が必須なため、電源のないキャンプ地での使用には向きません。マンションのベランダなど煙が出せない環境では、電気式が現実的な選択肢になります。
マンションのベランダや庭でテントサウナは使えますか?
結論から言うと、管理規約の確認が大前提です。許可が下りれば設置できるケースもありますが、まず管理組合への相談を行いましょう。
薪ストーブは煙と一酸化炭素が発生するため、近隣トラブルのリスクが高くマンションでの使用は難しいことが多いです。一方、電気式や煙・一酸化炭素が発生しないバイオ燃料式ストーブ(IESAUNAなど)はマンション使用に向いています。
100Vコンセントで使える電気式テントサウナは、特に家庭環境に導入しやすい選択肢です。設置前には管理規約をぜひ確認し、管理組合への相談を済ませてください。
テントサウナのレンタルと購入、どちらがお得ですか?
レンタルの相場は一般的に1泊2日で2万〜4万円程度。格安サービスでは1.3万〜1.8万円から借りられるケースもあります。
年3〜4回以上の利用を想定するなら、購入した方がトータルコストを抑えられる可能性が高いです。一方「まず試してみたい」「単発のキャンプだけ」という方にはレンタルが経済的な選択肢になります。
購入は初期費用こそかかりますが、好きなときに使える利便性・カスタマイズの自由度・長期的なコストパフォーマンスの面で優れています。レンタルで気に入ったモデルを実際に体験してから購入を決める「お試しレンタル」の活用もおすすめです。
まとめ:テントサウナの値段相場と選び方のポイント
ここまでテントサウナの価格帯から選び方まで解説してきました。最後に要点を整理して、あなたに合った選択のヒントをお届けします。
- 価格帯は3段階:5万円以下(テント単体・お試し向け)/5〜15万円(セット・最多ユーザー層)/15万円以上(高断熱・大人数・長期使用向け)
- 追加費用の目安:薪ストーブ3〜5万円、サウナストーン1〜1.5万円、一酸化炭素チェッカー・椅子等で約2万円を見込む
- 他サウナとの比較:バレルサウナ・屋内ドライサウナは100〜300万円以上が相場。テントサウナは最もリーズナブルに自宅サウナ体験を始められる選択肢
- 選び方の優先順位:①利用人数に合ったサイズ → ②薪式か電気式か → ③設置場所 → ④セットか単品か → ⑤断熱性・ロウリュ対応の有無
- コスパ視点:週1〜2回以上の高頻度利用なら購入が割安。年3〜4回以下ならレンタル(1.3万〜4万円/回)も選択肢に
- 安全の必須事項:薪ストーブ使用時は一酸化炭素チェッカーの設置・換気の徹底・設置場所のルール確認を忘れずに
テントサウナは、数十万〜数百万円かかる他の自宅サウナと比べて、圧倒的に始めやすい価格帯なのが最大の魅力です。一方で、本体以外の追加費用や安全対策を含めると、思いのほかトータルコストがかさむことも。予算は少し余裕をもって見積もることをおすすめします。
まずは自分の利用頻度と人数を確認してみてください。そこから予算帯が自然と絞られ、選ぶべきモデルも見えてきます。
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